帰ってきた齋藤たかし ドラムセミナー開催日記

2023年04月03日 19:00

帰ってきた齋藤たかしドラムセミナー開催日記

去る2023年3月25日、齋藤たかしドラムセミナーを開催しました。

去年11月に開催した時好評だったので、齋藤さんツアー真っ最中の多忙な中ですが、2回目の開催が実現しました。

今回も贅沢にw齋藤氏お手製の譜面を使用し、実際どのように練習を組み立てていくか、また効率よく練習するにはどうするか?等々、結構深く掘り下げた内容になりました。

怒涛のドラムソロから始まり、まずはメトロノームの効果的な使用方法を解説。
皆様ご存じの通りメトロノームはテンポをキープする機械。
…なのですが、目から鱗のメトロノーム使用例を伝授。
齋藤氏曰く、メトロノームを敵と見るか味方と見るかでリズムの取り方、上達が全然違うと実例を交えて紹介。
参考になった方、多かったのではないでしょうか?

途中、ドラムの神様スティーブガッドの話題になり、ガッドのフレーズは研究され尽くしているが、何故彼が凄いのか?
それは譜面には表せないグルーヴがあるからと。
メトロノームのように正確にリズムキープする事はもちろん大切ですが、決してノリ、グルーヴを忘れてはならないと熱く語っておられました。

後半はキックについて。
こちらも齋藤氏お手製の解説書を使用し、実例を挙げながら丁寧にわかりやすく解説。
一流のプロと一般ドラマーの意識するポイントの違いを説明。
これまた目から…いや、足から鱗の内容でした。

その他、皆さん参加してのハイハットバリエーションの練習、スネアのチューニング等々、もはや2時間では収まらないとっても濃い内容となりました。

余談ですが、齋藤氏は学生時代にはサンバキックの練習をしながら、食事や勉強をしていたそうですw

やはりプロドラマーは練習量も方法も違う!!
と思わせるお話でした。

参加者の皆様には、齋藤氏お手製のマル秘練習譜面をお持ち帰りいただきました。

今回も非常に勉強になる濃い内容で、参加された方々は今後のドラムライフの向上にきっと役立つ事かと思います。

齋藤たかしさん、今回も内容メガ盛りのセミナー、ありがとうございました!!

次回開催も楽しみです!!

PS 先日最終回だったドラマ、リバーサルオーケストラですが、劇中曲の打楽器、スネア等齋藤たかし氏が担当したそうです♬
サントラも発売中です🥁♬

使用機材
Ludwig クラシックメイプルシリーズ
20x16BD、14x14FT、10x8TT、
スネアドラム LS401 (14x5)

Istanbul Agop トラディショナルシリーズ
14ミディアムHH、16ミディアムCr、18ダークCr、20ミディアムR、8スプラッシュ、14チャイナ

齋藤たかし プロフィール

仙台市生まれ。
東京藝術大学打楽器科卒業。
クラシックで培った確かなテクニックと表現力を基に、
様々なジャンルでのツアー、ライブ、セッション、レコーディングドラマーそして活躍。
参加した代表的なアーティストに林部智史、Porno Graffitti、HYDE、Every Little Thing、Junho (From 2pm) 、中西圭三、河口恭吾、平原綾香、城南海、一青窈、矢井田瞳、大塚愛、森口博子、マルシア、菊池桃子、大黒摩季、倉木麻衣、川嶋あい、花*花、Salyu、タッキー&翼、DEEN、B.B.Queens、FIELD OF VIEW、東儀秀樹、細野晴臣、奥田民生、鈴木雅之、宇崎竜童 等。

ジャズ、クラシック活動も行っており前田憲男、清塚信也、日野照正、エリック宮城、小林圭、ジョン・健・ヌッツォ、NAOTO、中川英二郎、伊藤たけし、MALTA、ZOORASIAN BRASS、侍Brass、東京フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団等と共演。

2012年、マイケルジャクソンのトリビュートツアー「Thriller Live」に正式メンバーとしてツアーに参加。
その経験を生かし、エレクトリックドラム「V-Drums」も自身の活動に積極的に取り入れ
リズムトラックメーカーとしても活動の場を広げる。

数多くのCD、コンサートツアーDVD作品等に参加。
自身がインストラクターを務めるドラム教則DVD
「ドラマーのためのリズム強化トレーニング」
「ドラマーのためのシャッフル・グルーヴ完全攻略」
がアトス・インターナショナルから発売中。

Ludwig Drums & Istanbul Agop Cymbal & innovative percussion Stick 正式エンドーサー。
ドラムで音楽を駆け抜ける

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